全国土の会全国大会にて「生ごみ肥料みどりくん®️」の近況報告をしました
昨日、愛知県知多郡東浦町にあります健康の森プラザホテルにて、
第34回 全国土の会全国大会(愛知大会)が開催されました。
全国土の会とは、農家のための土と肥料の研究会です。
https://tsutinokai.co.jp/soil/greeting/
その目的は
農業者が土壌診断結果に基づいた土壌改良・施肥管理を実践。
貴重な肥料資源の節約や有機質資源の有効利用を図る。
農業生産経費ばかりではなく環境負荷軽減を図る。
高品質農産物を生産し、環境及び農業経営にもやさしい農業を実践することであります。
全国土の会会長の後藤逸男先生は、東京農業大学名誉教授でもいらっしゃいます。
そして、当社は後藤先生が研究開発し、東京農大世田谷キャンパスから移設されました
「生ごみ肥料みどりくん®️」のプラントを約2年前に引き継ぎ、運営しております。
さて今回、当社は「生ごみ肥料みどりくん®️」に関する近況について報告させていただきました。
報告内容は
①プラントの紹介と改良について
②「生ごみ肥料みどりくん®️」の農家さんでの畑実験と社内プランター実験について
③将来の展望について
でした。
その中で、食品残さ加工肥料国内第一号である「生ごみ肥料みどりくん®️」は、
他の肥料と比較しても遜色なく、またビタミンC含有量も多かったことを
実験データをもとに報告させていただきました。
この度の全国大会に参加して改めて感じたことは、人間は一生勉強が必要だということです。
儒教の教えや、東京農大の建学の祖、榎本武揚先生の言葉を思い出しました。
「学びて然(しか)る後に足らざるを知り、
教えて然る後に困(くる)しむを知る」
この言葉は「学ぶことによって自分に欠けているところが分かり、
教えることによって自分の未熟なところが分かる。」という意味だそうです。
微力ながらも、日本の農業発展に向けて精進していきたいと思います。
大村商事株式会社
代表取締役 大村相哲