有機質肥料・堆肥販売と食品リサイクルRECYCLE
有機質肥料と堆肥の販売
(食品バイオマス、草木バイオマスリサイクル)
当社では、学校給食や社員食堂などからの食品残さ(生ごみ)から、東京農大式生ごみ肥料「みどりくん🄬」を、同じく食品残さと、土手の刈草・剪定した枝葉木、落ち葉などから、「大村さんのエコ堆肥」をリサイクルし、販売しております。
※「みどりくん🄬」は東京農大発(株)全国土の会の商標登録です。
今、化学肥料が超高騰!!ピンチをチャンスに!バイオマス(生物資源)が日本を救う
化学肥料の原料(尿素、りん鉱石、カリ鉱石など)は、海外(北米、欧州、東南アジアのごく一部)で採掘、輸入した後、日本で製造されます。しかし、原料が2006年頃に約2~3倍、2020年頃から約2~4倍高騰しております。
誤解されがちですが、化学肥料の原料は(空気中の窒素から窒素肥料をつくることは例外になります)天然資源であり、埋蔵量に限りがあるといわれています。特にリン鉱石の枯渇が問題となっています。
世界の人口増加は、全世界で肥料使用量の増加を意味しています。農業大国ではない我が国日本にとって、輸入肥料の確保はますます難しくなります。
しかしながら、国内には、食品残さや草木などの「未利用バイオマス(生物資源)」が豊富に残っております。
これらを利活用することにより、
- 化学肥料に変わり、コスト上昇を抑えられる
- 化学肥料の「土がやせてくる」弱点を解消できる
- 国内の「食品ロス削減」や「廃棄物のリサイクル促進」に貢献できる
- 有機農業の促進に貢献できる
などのメリットが生まれます。
当社の有機質肥料と堆肥は「地域SDGs」に貢献します
詳しくはこちらA肥料・堆肥料金/B配達料金※ABとも消費税10%込み
- A肥料・堆肥料金
-
「みどりくん🄬」は東京農大発(株)全国土の会の商標登録です。
東京農大式
全国初の食品残さ加工肥料 「みどりくん🄬」0.5kg袋(1ℓ) 110円 3kg袋(6ℓ) 330円 20kg袋(40ℓ) 1,100円 大村商事式大村さんのエコ堆肥
1kg袋(2ℓ) 110円 10kg袋(20ℓ) 330円 20kg袋(40ℓ) 1,100円 250kg袋(500ℓ) 1,100円 トラック(軽~大型) 農家さん専用
- B配達料金
-
配達エリアは埼玉県志木市・朝霞市・新座市・富士見市・和光市が原則です。配達エリア外は要相談。
(5袋以上から承ります。※フレコンバッグは1袋から可)
5〜10袋 11〜15袋 フレコン
バッグ1,650円 3,300円 1袋あたり
1,650円
有機質肥料・化学肥料・堆肥の違いは?
【土】【堆肥】【肥料】と【地域SDGs】の話簡単に申し上げますと、肥料は「作物を良くする」効果、堆肥は「土を良くする」効果が優れています。しかしながら、分類としましては、堆肥も肥料の中に含まれます。
大分類 | 中分類 | 小分類 | 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果) |
---|---|---|---|
肥料 | 化学肥料 (無機質) |
単肥 | 尿素(窒素46) |
過リン酸石灰(リン酸17) | |||
塩化カリ(カリ60) | |||
複合化成 | 普通化成(一例として、窒素8 リン酸8 カリ8) | ||
高度化成(一例として、窒素15 リン酸15 カリ15) | |||
有機質肥料 | 植物肥料 | 油かす(一例として、窒素5 リン酸2 カリ1) | |
動物肥料 | 鶏糞(一例として、窒素3 リン酸7 カリ4) | ||
有機肥料 | みどりくん🄬(窒素2.5以上 リン酸1以下 カリ1以上) | ||
堆肥 | 牛糞(一例として、窒素0.3 リン酸0.2 カリ0.1) | ||
バーク堆肥(一例として、窒素1.2 リン酸0.5 カリ0.5) | |||
大村さんのエコ堆肥(窒素1.5 リン酸0.5 カリ0.7) |
- 大分類
- 肥料
- 中分類
- 化学肥料(無機質)
- 小分類
- 単肥
- 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果)
-
- 尿素
(窒素46) - 過リン酸石灰
(リン酸17) - 塩化カリ
(カリ60)
- 尿素
- 大分類
- 肥料
- 中分類
- 化学肥料(無機質)
- 小分類
- 複合化成
- 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果)
-
- 高度化成
(一例として、窒素15
リン酸15 カリ15) - 普通化成
(一例として、窒素8 リ
ン酸8 カリ8)
- 高度化成
- 大分類
- 肥料
- 中分類
- 有機質肥料
- 小分類
- 植物肥料
- 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果)
- 油かす(一例として、窒素5 リン酸2 カリ1)
- 大分類
- 肥料
- 中分類
- 有機質肥料
- 小分類
- 動物肥料
- 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果)
- 鶏糞(一例として、窒素3 リン酸7 カリ4)
- 大分類
- 肥料
- 中分類
- 有機質肥料
- 小分類
- 有機肥料
- 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果)
- みどりくん🄬(窒素2.5以上 リン酸1以下 カリ1以上)
- 大分類
- 肥料
- 中分類
- 有機質肥料
- 小分類
- 堆肥
- 具体的な肥料名と肥料三大要素(化学性効果)
-
- 牛糞(一例として、窒素0.3 リン酸0.2 カリ0.1)
- バーク堆肥(一例として、窒素1.2 リン酸0.5 カリ0.5)
- 大村さんのエコ堆肥(窒素1.5 リン酸0.5 カリ0.7)
「大村さんのエコ堆肥」ができるまで
収集した生ごみのジュース化
剪定枝・刈り草類・落ち葉類の破砕・チップ化(10~60日目)
生ごみジュースとチップの撹拌(0日目)
約120日間発酵
ふるいがけ、完成、農地に配達
東京農大式 生ごみ肥料「みどりくん®️」とは?
土壌学の第一人者であります東京農業大学後藤逸男名誉教授が約30年かけて開発した食品残さ由来の良質な有機質肥料で、露地栽培やハウス栽培での野菜・果樹・水稲など、どんな状況にも使用できます。また作物の成長にあわせて、ゆっくりと効果があらわれる緩効性肥料です。
全国土の会「みどりくん®️」生ごみ肥料化プラントの歴史
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当東京農大式「みどりくん」生ごみ肥料化プラントの誕生から現在までの経緯
有機質肥料と堆肥に関する動画
-
当東京農大式「みどりくん」生ごみ肥料化プラントの誕生から現在までの経緯
-
全国初の食品残さ加工肥料 生ごみ肥料「みどりくん🄬」を作っています
-
【土】【堆肥】【肥料】と【おもしろ地域SDGs】の話
- 東京農大式「みどりくん®️」
生ごみ肥料化プラントの誕生から
現在までの経緯 -
- 1994年(平成6年)より、東京農業大学 後藤逸男名誉教授は、国内から排出される生ごみを資源として再資源化しようと「地域内物質循環社会を構築する実践的研究」を行ってきました。
- 2002年(平成14年)、後藤名誉教授は都市部での生ごみリサイクルには「堆肥化」ではなく「肥料化」が合理的との観点から、「みどりくん」生ごみ肥料化プラントを開発し、東京農業大学世田谷キャンパス内に設置されました。
- 大学内の食堂残さだけではなく、世田谷区や川崎市内の学校給食、近隣のスーパーマーケットなどの生ごみを回収し、1日当たり約500kgの生ごみを肥料として再資源化してきました。
- 本プラントは、廃棄物の再資源化だけに留まらず、畑や水田などの肥料として農業の発展、そして多くの東京農業大学学生達の研究論文などに貢献してきました。
- 2005年(平成17年)、農林水産大臣に肥料取締法(現、肥料の品質の確保等に関する法律)における、肥料公定規格改正のための申し出を行い、2018(平成30年)に新規格「食品残さ加工肥料」が設定されました。
- 2019年(令和元年)、東京農業大学・キャノン電子株式会社・じゅんかんチャレンジ桜丘推進協議会との共同活動で「みどりくんプロジェクト」を立ち上げ「都市完結型生ごみリサイクルシステム」として、グッドデザイン賞を受賞しました。
- 2021年(令和2年)1月「みどりくん」による生ごみ肥料実用化の理念を理解し、引き継いでくれる会社を選定している中、約20年にわたり埼玉県南部の学校給食生ごみを堆肥化している大村商事株式会社が紹介され、決定いたしました。
- 2021年(令和3年)3月、東京農業大学世田谷キャンパスから大村商事株式会社朝霞支社に移設を開始し、その後各種手続きを経て11月4日、埼玉県より日本初となる「食品残さ加工肥料みどりくん」が肥料登録されました。
- 2022年(令和3年)12月、大村商事株式会社朝霞支社にてオープニングセレモニーが開催されました。