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12月1日(水)大村商事朝霞支社にて 「みどりくん」生ごみ肥料化プラントオープニングセレモニーが開催されました。
去る12月1日(水)大村商事朝霞支社にて
「みどりくん」生ごみ肥料化プラントオープニングセレモニーが開催されました。
「みどりくん」生ごみ肥料化プラントとは、東京農業大学 後藤逸男名誉教授が開発された都市型リサイクルシステムで、食品廃棄物が数時間で良質な有機質肥料に生まれ変わります。
このプラントの歴史は長く、後藤名誉教授が27年前の1994年(平成6年)から研究を開始し、東京農業大学世田谷キャンパス内に設置されたのが2002年(平成14年)。
稼動後は、世田谷区や川崎市内の学校給食や近隣のスーパーマーケット等の生ごみを回収し、再資源化してきました。
また、畑や水田、果樹などの肥料としての農業発展や、東京農業大学学生たちの研究論文等に貢献してきました。
2005年(平成17年)農林水産大臣に肥料取締法(現、肥料の品質の確保等に関する法律)における、肥料公定規格改正の申出を行い、新規格として「食品残さ加工肥料」が設定されました。
2019年(令和元年)にはグッドデザイン賞を受賞しています。
https://www.g-mark.org/award/describe/49663
その後「実験機から実用機としてのプラントへ」という思いから、その理念を実現できる会社を探されている中、数社ある候補の中で当社が選定されました。
本年3月にプラントの移設を行い、11月には日本初となる
「食品残さ加工肥料」が正式に登録されました。
そして、今回、今までお世話になった多くの方々への感謝をこめて「オープニングセレモニー」を開催いたしました。
ご参加ご協力してくださった多くの皆様に改めて感謝申し上げます。
私共は、数ある廃棄物のリサイクルの中で、
「地域で不要となった有機物(食品廃棄物≒生物)が、
地域でリサイクルされ、土の力を借りて、また新たな有機物(野菜類≒生物)として生まれ変わる “有機物の地域循環”」に貢献できることがとても誇りであり、
幸せです。
今後とも、多くの人達がもっともっと喜んでもらえるよう貢献していきたいと思います。
記:大村商事株式会社 代表取締役 大村相哲