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5S委員会 活動報告【車両整備班】
みなさん!こんにちは!夏の暑さもひと段落し朝晩の吹く風が
だんだん秋めいている今日この頃、私たちは日々収集業務に励んでおります。
前回のブログ後に、当委員会名を「5S委員会 車両班」から『5S委員会 車両整備班』に変更いたしました。
私たちの仕事は、普通の運搬トラックとは違いSTOP&GOを繰り返します。
一日に走行距離は平均80㎞です。ごみ集積所は多いコースで600か所はあります。
従って、どうしてもタイヤの偏摩耗(タイヤの外側だけがすり減ること)やオイルの劣化が早いです。
タイヤは、定期的にチェックしてローテーションを行います。
オイルも半年に一度 オイル交換を実施しています。
今回は、私たちが日ごろ行っている、
「タイヤローテーション」と「2通りのオイル交換」について紹介いたします。
※タイヤローテーションとは、タイヤを前後左右交換して編摩耗を少なくして
タイヤを長持ちさせる方法です。
【タイヤローテーション】
1、油圧ジャッキを使用して車体を持ち上げる
2、インパクトレンチを使用してタイヤを外す
3、注!タイヤの脱着は左右違う!(進行方向に向かってボルトは締まる)
4、どうしても外べりをしてしまう為定期的にローテーション実施
↑ローテーションをしないと上の画像のように片側の溝だけが早くなくなって
しまいます。
5、最後にボルトを締め直してローテーションの完了
【オイル交換】①オイルチェンジャー バージョン
※オイルチェンジャーとは空気の力を借りて真空にした状態で
オイルを吸い上げる事。
1、電源(コンプレッサーやブレーカー)を入れる
2、オイルチェンジャーを用意して真空状態にする
3、オイルチェンジャーで吸い上げる 注!オイルとエアーのバランス確認
4、新しいオイルを投入します 注!車両ごとにオイルの量が違う
5、新しいオイルを投入します 注!車両ごとにオイルの量が違う
6、新しいオイルを入れ終えたらキャップを締め一度エンジンをかける
7、30秒ほど待ち通常のエンジン音になったらキャビンを下ろし後片付け
8、オイルレベルゲージで量の確認実施
9、オイルチェンジャーの真空コックを下ろしてタンクに落とす
10、後片付け
【オイル交換】②下から抜くバージョン
1、前輪に枕木をかまして車体を上げる。
2、サイドブレーキを掛けて後輪に輪止めをする
3、キャビンを上げてオイルを抜く前にオイルキャップを外す
4、オイルタンクとフィルターのボルトを外す
5、オイルを抜く 注!車両によってはオイルの量が違う!
6、フィルターの本体を外し新しい本体を取り付ける
7、新しいオイルを投入します 注!車両ごとにオイルの量が違う
8、新しいオイルを入れ終えたらキャップを締め一度エンジンをかける
9、30秒ほど待ち通常のエンジン音になったらキャビンを下ろし後片付け
10、オイルレベルゲージで量の確認実施
以上、タイヤローテーションと2通りのオイル交換をご紹介させていただきました。
私たち車両整備班は、この活動で車両の故障を未然に防ぐようにしています。
これからも点検、整備をしっかりと務めてまいります。